新国立劇場バレエ団『ロメオとジュリエット』を観てきました💕

主役は、ロメオ=ワディム・ムンタギロフ、ジュリエット=米沢唯さん。その他の主なキャストもプリンシパル級の方が多く、豪華でした✨

img_2871

バルコニーのシーンや寝室、墓場とさまざまな見所があるバレエですが、私が1番心に残ったのは“動かない”場面でした。

ジュリエットが「仮死状態になる薬」を飲むシーン。

愛するロメオと一緒になるために、決意を固めます。じっと動かずに、大好きだった乳母も拒絶。可愛らしい少女が一人の女性として強い意思を持って存在している。そんな姿に思わず引き込まれました。

以前観たマリインスキーバレエのロミジュリでも、同じようにジュリエット役のテリョーシキナが微動だにせずにじっと立ち尽くす姿が印象に残っています。

もちろんどの場面の踊りも素晴らしいのですが、バレエって不思議ですね。動かないということがこんなに重要な表現なんだと改めて感じました。