もうすぐクリスマス🎄
街には綺麗なイルミネーション✨、美味しそうなクリスマスケーキ🎂の案内もたくさん見かけますよね。
ブッシュ・ド・ノエルというケーキがあります。
薪(ブッシュまたはビュッシュ=bûche)の形をしたクリスマス(フランス語でnoël) のケーキです。
フランスではクリスマスケーキと言えば、この薪形のものだそうです。
このケーキ、なぜ薪の形をしているかについては様々な伝説があるようです。
★かつて北欧では樫の薪を暖炉に燃やすと一年中無病息災でくらせるという神話からきた説。
★前年の冬の燃え残りの薪で作る灰は、これから1年の厄除けになるという伝説により、お菓子も縁起のいい薪形になったという説。
★切り株の形はキリストの誕生を祝った時に夜通し暖炉で薪を燃やしたことに由来しているという説。
★貧しく、恋人へのクリスマスプレゼントも買えないある青年が、せめてもと、薪の一束を恋人に贈ったというちょっとロマンチックな説です。( All About「ブッシュ・ド・ノエルの由来&レシピリンク集 ブッシュ・ド・ノエルの由来」より)
このブッシュ・ド・ノエルについて、先日面白い話を聴きました。
クリスマス前の4週間、大きな薪を家に飾っておいて、クリスマスの日にカラカラに乾燥したその薪を暖炉にくべて、新しい年の息災を願うそうです。
そのクリスマスには、その年に仲違いしたりうまく行かなかった相手を招いて、行き違いを“火に燃やす”そうです。
日本なら不仲は「水に流す」ですが、火で燃やしてしまうというのもなかなか豪快ですよね。
これが一般的なのか、ある地方や家庭の限定的な風習なのかはわかりませんが、クリスマスケーキ一つとってもいろいろな由来があって面白いなと思いました。
バレエは西洋のものですから、私たち日本人にはなかなかわからない部分も多いです。きちんと振りをこなして、綺麗に踊ることは上手でも、お芝居の部分などは難しかったりします。
十字を切る仕草だったり、洗礼式やら何やら…
でも今まで知らなかった世界を学べるのは、喜びでもあります。
せっかくのクリスマスケーキ、その意味や由来を知って頂くと、美味しさにも深みが増すかもしれませんね❣️
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