最近パイプオルガンを弾く機会がありました。
基本的にはピアノと同じように鍵盤を指で押せば音が出るのですが、パイプオルガンには足鍵盤というものがあります。
プロのオルガニストさんはこの足鍵盤も駆使して演奏するのですが、
ちょっと挑戦してみるとこれが実に難しく、手も足ももつれまくりでした💦
ローラン・プティ振付の『若者と死』というバレエ作品では、バッハの『パッサカリアとフーガ ハ短調(Passacaglia und Fuga c-moll)BWV582』という曲が使われています。
映像はこちら。
オーケストラ用に編曲されていますが、もともとはオルガン曲です。
主題は足鍵盤で演奏されるので、4本の手足を駆使して演奏するんだろうなぁという壮大な曲です。
オルガン演奏の映像もありました→こちらです。
まさに「足で奏でる音楽」です👣
さて。ロン・ドゥ・ジャンブをする際、よく「足で音楽を奏でるように使って!」と言うことがあります。
3拍子の音楽に合わせて足で円を描いていく動きですが、ただカウントに合っているだけでなく、“足先から音楽が流れるように”使えると素敵です✨
その為には、つま先が伸び切る瞬間の足指の使い方がとっても重要になってきます。
ア・テールから前にタンデュして行く過程を撮ってみました。
この②から③の過程で音をよく感じることが特に大切です。
足指の裏でリズムを感じられると、動きがとても音楽的になります😊
なかなか文章で伝えるのは難しいですね💦
レッスンの際にぜひ意識してみてください💕
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