• 新しいトウシューズを買うと、ほとんどのものはリボンもゴムもついていません。

サテンの生地が輝いてとっても綺麗✨

だけど、このままでは履いて踊ることはできません。

トウシューズを履ける状態にするにはいろんな準備が必要です。

まずは私がいつも準備に使うものを並べてみました。

トウシューズにリボン、ゴム、針、糸、ポワントの先に貼り付けるレザー、専用ボンド。

そしてなぜかハサミは3種類。

それにペンチにライターに瞬間接着剤…

ここら辺は裁縫道具というより工具ですね🛠

「いったいどうやって使うの?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。

今回は私のトウシューズ準備方法をご紹介したいと思います😊

人それぞれこだわりがあるので、まわりのお友達や先生、先輩の方法を教えてもらうのも楽しいですよ!

 

①まずはリボンをつけます。

サテンリボンはそのまま使っていると、このようにすぐ端がほつれてボロボロになってしまいます。

そこで、このようにリボンの端をライターの火で軽くあぶります。

すると繊維が熱で溶けて固まるのでほつれ防止になります。

この一手間をかけておくと、いつまでもリボンが綺麗に使えるので欠かせない作業です。ヤケドには気をつけましょう🔥

リボンの準備ができたら、いよいよ縫い付けていきます。

私はかかとの部分を折り返して、その折り目のところを目安にリボンの位置を決めています。

位置が決まったら、リボンを縫い付けていきます。

私は最初にまず返し縫いをします。

上のところを直線に返し縫いをできたら、下の部分を軽くまつり縫いしています。

レッスンやリハーサルで繰り返し履いているうちに、リボンが取れてしまう人もいます。

そういう人のリボンは、ちょっと縫いつけ方が甘いなぁと思うことが多いので、とにかく頑丈につけられるようにすると良いですね。

リボンの端を三つ折りにしてから縫い付けると強度が増しますよ。

両側に縫い付けたらリボンは完了です🎀

1本のリボンの両端をそれぞれ縫い付けてしまった💦なんて失敗、経験のある方もいるでしょうか。私は焦っていると時々やってしまうので、2本目を縫い付ける前には確認が大事!

外側に縫い目を出さないのも私の小さなこだわりです✨

 

②次はかかとにゴムをつけます。

縫い方の要領はリボンの時と同じですが、私はゴムに関してはシューズの外側に縫い付けます。

内側につけるとどうしてもかかとが痛くなってしまうので…💦

端がピラピラしていてはいけないので、シューズと一体化するように縫い付けてあります。

かかとのゴムはつけない人もいますが、私はゴムが無いと脱げてしまうので欠かせません。

これでとりあえず履ける状態にはなりましたが、踊れるようにするにはまだまだ準備は続きます。

次回は加工法をご紹介しますね💕